乙女ゲームの王子様を独占したいのでAIに人体錬成してもらう
学習をやり直す
錬成された王子様たちを見ていると、どうもAIは中央が肌色、上が茶色っぽいものを生み出せば良いと考えているようでした。これは私の学習のさせ方が間違っているのだと思います。
なので、一度AIの学習をリセットをして、王子様画像と一緒にガイドも与えるようにしてみました。

こんな感じです。
「赤いところには目が入るよ」みたいなことを教えています。
右は素材サイトからお借りしたイケメンで、左のふざけたネオンサインみたいな線は私が描きました。服の線はAIが混乱しそうだと思って描いていません。
さて、そういう学習用データを新規で200枚ほど用意しました。

ガイドは全部手描きという原始スタイルです。AIってこういうときに使うんじゃないの?
200枚では本当は少なすぎるのですが、ガイドを描いている途中で「こんなことするくらいならやっぱり自分で絵を描いたほうが良かったのでは」という前提を覆す疑問を消せなくなったので、これで頑張ります。
自分では絶対に描かない!だって自分が描いた絵より他人の絵のほうが萌えられるから!!!
そんな風にして錬成されたFinal My Princeがこちらになります。

お、王子様〜!!??
いや、王子様だ!人間だ!私だけの王子様が迎えに来てくれた〜!!!
大きいとガタガタなのが目立ちますが、

アイコンサイズまで縮めるといい感じではないでしょうか…?
ちなみにこのメッセージを受ける直前、「カレに会いたいナ」と考えていて、促されるまま窓の外を見ると王子様が立っており「ウソ!?どうして私の考えていること分かっちゃうの…!?」となります。
ちなみに、王子を錬成する際にもガイドを渡しています。こんな感じに。

「もはや自分で描いてるも同然じゃないか」という声が聞こえてきそうですが、私が描いているのはガイドです。断じて王子様は描いていません。
ガイドいくつかを渡して王子様を量産して

家の四方を王子様に囲まれているプレイもできます。こんな四面楚歌なら毎日なりたいですよね。
学習データの数を増やせば、もっと精度が上がって更にちゃんとした王子様を錬成することができるかと思います。でも…

せっかくこうやって出会えたのだから、この王子様を大事にしようと思います。

ガタガタのボヤボヤだけど…私だけのものだから…。

〜Fin〜
ガタガタでもちゃんと愛せるから…。
……。

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最っ高!!!!!!!
こちらご覧ください。イラストレーターの方に依頼して描いていただきました。私の要望を取り入れてくれた、正真正銘の私だけの王子様です。
王子様らしい金髪碧眼でお願いするべきか迷いましたが、マジで好きなタイプのビジュアルでお願いしました。

最高…無口だからメッセージも淡白…でもこの後「やっぱり声が聞きたい」って電話がかかってくるんだよね…。

私の王子様なので、何を喋らせるのも私の自由です。
ここに辛辣な言葉を入れても悶えるけど、彼は優しい人だからそんなことは決して口にしない。普段は無表情だけど、私にだけは笑ってくれるような人だから――。


※今回ガタガタな絵が生成されたのは私の誤った&精度の低い学習をさせたことが原因で、AIが悪い訳ではありません。
クレジット
おまけ
捨てられた旧王子様が可哀想なので、ここに供養します。ひどい名前(うんことか)を入れるのはやめてね!
ただ返事するだけのものです。入力された情報を保存したりどこかへ送信したりすることはありません。



君の名前を教えて?
〜Fin〜